世界のカレーを巡る旅 Vol.2 タイカレー

世界のカレーをめぐる旅

第2回の今回は、グリーンカレーなどのサラサラとしたスープ状のルーと刺激的な辛さが特徴的なタイカレーにスポットライトを当てていきます。

タイカレーとは?

タイカレーとは、東南アジアのタイで食べられているスパイシーなスープカレー。

タイ語では「ゲーン」と呼ばれており、こちらもインドカレーと同様日本人が独自でつけた名前ということになります。

タイカレーの特徴は、パクチーをはじめとする数種類のスパイスとココナッツミルクを使用したマイルドな辛みがくせになるような味付け。

食感はサラサラとしており、所謂スープカレーとして日本でも広く浸透して人気を集めております。

タイカレーは大きく3種類

グリーンカレー

一口にタイカレーといっても、大きく3種類に分類されます。

その中でも最もポピュラーなものがグリーンカレー。

皆さんの中でも、「タイカレー=グリーンカレー」とイメージされる方も多いのではないでしょうか?

グリーンカレーとは、その名の通り緑色の見た目をしたスープカレーです。

見た目にも鮮やかな緑色の正体は、スパイスとして使用している青唐辛子です。

青唐辛子は、タイでは一般的に多く使用されているスパイスです。

ピリピリとした辛さが特徴的ですが、後から加えるココナッツミルクによりマイルドな辛さへと消化されており癖になる味わいで人気の料理となっております。

具材には鶏肉や茄子や筍などの野菜が使用されることが多く、肉の旨みや野菜の甘味も同時に味わうことができます。

レッドカレー

続いてご紹介するのが、レッドカレー

先程のグリーンカレーと同様に、名前の通り赤いスープが特徴的なカレーとなります。

こちらは熟した赤唐辛子を十分に乾燥させてから使用して作られているカレーです。

赤い唐辛子というと激辛!!のイメージがあるかもしれませんが、レッドカレーに使用される赤唐辛子はグリーンカレーに使用されている青唐辛子と比べると甘口とされています。

そもそも、青唐辛子自体が世界で一番辛いとされる「プリッキーヌ」を使用して作られていることから3種類の中では最も辛みの強い料理とされております。

具材には牛肉や筍、バジルやこぶみかんの葉を使用します。

イエローカレー

最後にご紹介するのが、イエローカレー

もはや説明不要、見た目が黄色いカレーです。笑

グリーンカレーやレッドカレーはそれぞれ唐辛子の色が全面にでたカレーですが、イエローカレーの黄色の正体はターメリックです。

他のカレーと比べて唐辛子をメインに使用しないことから辛さも控えめ。

3種類の中では最もマイルドで食べやすいカレーとなります。

具材も鶏肉やじゃがいもなどを使用することが多く、日本のカレーに近いことからタイカレー初心者の方でも食べやすい一皿ではないでしょうか。

独特でコクのある味わいが特徴的

以上、大きく3種類のカレーについてご紹介してきました。

それぞれ使用する食材により見た目や味わいに違いが生まれています。

そんな中、これらの料理には「独特でコクのある味わいが特徴的」であるという共通するポイントがあります。

その要因となるのが、タイ独自の食文化からくるハーブや発酵調味料などを多用した独特な味付け。

こぶみかんの葉やレモングラスなどのフレッシュハーブとともに、ココナッツミルク、とうがらし、ナンプラーなどの他地域とは一線を画す調味料を多く用いることで辛さやマイルドさ、癖になるコクを生み出しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事では、タイカレーの種類や使用されている食材や調味料についてざっくりとご説明させていただきました。

中には近所のスーパーで簡単に手に入るものも多くあります。

ココナッツミルクとか結構置いてあるところ多いですよね。

おすすめは業務スーパー!

ココナッツミルクって意外と高いんですよ。

普通のスーパーでは300円くらいするとこともあります。

それに比べて、業務スーパーでは同じ量で130円くらいで購入できます。

近所に業務スーパーがある方は一度チェックして見てください。

以上、あざした。