スパイスを構成する3つの「味」

「え〜、それでは自己PRをお願いします。」

強面の面接官が問いかけると、彼は答えた。

「はい!私の強みはリーダーシップ・営業力・企画力の3拍子です!」と。

このような万能プレーヤー、企業であれば即採用でしょう。

実はスパイスも彼らと同じく3拍子揃った万能プレーヤーなのです。

それが「香味・色味・辛味」の三味。

スパイスの持つ効能を知れば、あなたもすっかりスパイスの虜になるはずです。

香味をつける

これはスパイスの作用で最も大切なもの

ほとんどのスパイスにはそれぞれ独特の香りがあり、食材や料理の味を格段に引き立ててくれます。

カルダモンにはスッとしたさわやかな香りが

シナモンには甘〜い香りが

クミンには少しほろ苦い香りが

様々な香りが料理の味を格上げし、あなたを魅了します。

色味をつける

スパイスは着色料としても広く利用されています。

スパイスカレーなどがオレンジっぽい色味なのは、カレーに使われているターメリックの黄色やレッドチリの赤色が混ざってできているためです。

パエリアの鮮やかな黄色はサフランから溶け出した色によるものです。

スパイスによりその色味は様々ですが、それぞれのスパイスが料理を華やかに彩る作用を持っています。

辛味をつける

ペッパー、チリ、わさび、生姜、マスタードなど

辛味を加えるスパイスはそこまで多くありません。

料理に辛味、刺激的な要素が欲しい場合は、辛味作用を持ったスパイスをドバッと投入です。

さあ、即採用

どうでしょう。

こんな万能プレーヤー、採用しない手はないでしょう。

早速スーパーに出かけて、スパイスコーナーまでダッシュしてみては?

さあ!

急いで!